出したものを受け取るなら今をどう生きる？

プログラムでのご相談は

ビジネスに絡んだ人間関係が

ほとんどなのですが、

全てはシンプルな法則に従って

起こっているだけなので、

そのカラクリを理解すれば

問題の解決策は自然とわかります。

「出したものを受け取る」

表現は違っても

耳にしたことがある法則かもしれませんが、

日々どれぐらい活かしているかというと

なかなか難しかったりするものです。

売上を上げたい目標があっても

何も差し出していなかったら

受け取るものは何もなくて、

そう言うとほとんどの人は

とにかく必死に行動しようとするのですが、

それは全く違うのです。

何を出すかは全てにおいて、

自分を取り囲む人生全方位に出すのです。

売上を上げるための行動や

稼ぐためのスキルを身につけても

そこには限界がある。

むしろ、

行動のレベルでやりきった人にとっては

もうできることが何もないと嘆くかもしれない。

そんなときこそ、

「出したものを受け取る」ということを

本当の意味で実践できるときです！

もっと広域にいうならば

「世界はバランスでできている」ということ。

ビジネスの領域以外の何かを

おろそかにしていないか？

例えば、

家族や身近な人たちとの関わりや

自分への労りが欠けていたりすると

その領域はエネルギーを失い人生全体が滞る。

それはある意味

自分自身が停滞していることになるので

エネルギー不足のまま

必死に行動しようとしている状態。

ビジネスの領域では

行動で何かを与えているつもりでも、

実はバランスを取るために

逆にエネルギーをもらおうとしている行為だったりする。

ビジネスの成功で

何かを埋めようとしている想いが

少しでもあるならば、

それは決して成功しないか

もしくは欠乏感をより一層強くする。

誰かとの関係で

自分を満たそうとしているならば

離れることを怖れて執着し

孤独感を隠しながら生きることになる。

いつでも出したものを受け取るから。

自分が無自覚に何をしているかを

掴むことができれば、

今まで無関心だった領域へ意識を向けられます。

そして、

多くの人は自分自身への無関心に気づくのです。

他人の評価や

どう見られるかが気になって動いているから

実は自分に対して何も差し出していないという

本末転倒。

自分が自分に気づくようになると

悩まされていた問題は解消するしかなく、

それは自分に対する誠実さから生まれる新しい世界。

これは、

ポジティブな感情か

ネガティブな感情かという

感情のレベルを超えた魂の在り方です。

人生の中心に存在するのは「わたし」だから、

「わたし」が変われば世界は変わります。

自分の世界は

「わたしの生き方」のプロジェクションです。

Hatsumi/Lifeshift Creator