かわいそうな自分をやめる勇気
なぜか同じ困難を繰り返し、
いつも同じ感情を招くのは、
生まれ持ったシナリオの影響です。
それは、
自分が乗り越えるべきテーマであり
もちろん超えることができる壁です。
そのテーマに気づくことなく
壁を乗り越えることはできなくて、
壁の向こう側にある世界は自由。
今まで必死に努力をしても
上手くいかなったり、
同じ繰り返しで
諦めてしまう人も少なくはない。
自分にとって乗り越えるべき壁を
乗り越える方法は『解放』なのです。
何から解放するのかというと、
根付いたシナリオを生きる自分。
無自覚に演じているし、
巧妙にドラマを展開するから
なかなか見破ることは難しい。
けれども何度も嫌な気持ちになれば
ふとした瞬間、それに気づくでしょう。
私の場合は「かわいそうな自分」に気づき、
それをやめたことで霧が晴れていきました。
全く思ってもいなかった
自分の存在に気づいたとき、
潔く手放しましたが、
かわいそうな自分をやめるには勇気が必要です。
だってもう誰からも何からも
注目されなくなるから。
かわいそうな自分でいることで
集めていた注目によって
自分の存在を確立させていたので、
完全に外側に軸を置いた生き方でした。
大した問題ではないことを
大げさにしてみたり、
適当なことを
愛想よく振る舞ったり、
自分をもたずに生きることほど
苦しいことってありません。
けれどもその苦しみを味わってでも
かわいそうな自分でいることのメリットは
人生の責任を負わなくていいこと。
かわいそうな自分をやめるのは
自分と人生に対する
責任をとることでもあったのです。
あなたにとっても
無自覚に自分をコントロールしている
影の自分の存在に気づいていますか?
その自分を認めて手放したとき、
ずっと苦しんでいた壁は崩れ落ちていきます。
この影の自分は
悪いものではなく自分を守るために存在してきた
愛すべき自分でもある。
その反対側に存在する自分との統合が
生まれ変わるべく新しい自分であり
本当の自分なのです。
苦しみや困難は
いつでも大切な何かを教えてくれている、
魂からのサインです。
Hatsumi/Bodymaster
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