自分を変えられるのは自分だけ
頭では理解していても
無意識では救ってくれる誰かを求めている。
パーソナルトレーナー時代、
私自身も勘違いしていたことが
”クライアントの結果は自分の力量”だということ。
傲慢になると相手を依存させ、
無力にさせてしまうのです。
「先生のおかげです」
確かにうれしい言葉ではありますが、
そこに自分の価値を結びつけると
褒められることが目的になってしまう、
そんな時期も経験してきました。
こういう状況は
どの分野でもよくみかけますよね。
「◯◯さんのおかげです!」
言う側も、言わせる側も、
自分の本来の力を知らないでいます。
自分を変えられるのは自分だけです。
たとえ素晴らしいコーチや
優秀なトレーナーであっても、
有益な情報や方法論であっても、
あなたを変えることはできないのです。
あなたを変えるのは
「自分を変える」という意志から始まる。
そのスタンスに立つからこそ、
主体的な学びと行動ができ、
プロセスに信頼をもって進むことができる。
誰かが変えてくれることを期待しながら
情報を探すと、
依存させるような人や環境に出会います。
そこでは益々自分を無力にさせていく。
無力な自分に成り下がっていると気づいたら
もう一度原点に立ち返ること。
「変わりたい」と思った動機を思い出すのです。
実は、
最初の動機にすべての答えがあり
自分を変える力もそこに存在しているのです。
決してあなた以外の誰かが
あなたを豊かにしてくれるわけではない。
自分を救うことができるのは自分だけ。
自分を救うことができると
他人の変化のプロセスが理解できるので
エネルギーの浪費をせずに済みます。
Hatsumi/Bodymaster
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