手放す勇気を手に入れる方法
手放したいものがある。
何を手放すべきかはわかっている。
けれども、手放すのが怖い。
ここまできて手放すことを先延ばしにすると、お金、体、関係性など物理的な崩壊を体験することになる。
完全に壊れたときにようやく変わる決意をする、とよく耳にしませんか?
お金を失ってはじめて豊かさの意味を知り、体を壊してはじめて自分を大切にしようと思い、関係性を失ってはじめて自分の在り方を見つめ直す。
本当は、その境地に陥ることなく不要なものは手放して前進できるのに、私も含めて多くの人が実は「壊れるのを待っている」と言ってもいいぐらい、手放すことを怖れているのです。
それは、失うことよりも手に入れることの怖れ。
本心では”自由を怖れている”の自覚できますか?
自由になりたいと願いながらも、責任をとる力がないと思い込んでいたり、手に入れられなかったときの絶望感を味わいたくないがために、手放すものを握りしめて困難の中に身を置いている方が希望を残していられます。
その希望は魂の望み。
だからこそ、望みとのギャップが拡がって困難も大きくなっていき完全崩壊する。
どちらにしても必ず最後はそれを手放すことになるでしょう。
いずれ手放すのならば、スムーズに手放したいと思いませんか?
そのためには、望みを思い出し、それを蓋してきたことを受け入れることです。
困難を生み出してきた原因が自分の声を無視したことからはじまっていること、手放した先に手に入れたい本当の望みを認めること。
手放すのが怖いものほど手に入れたくて仕方のない望みが隠れていて、それを諦めるかどうかは今選択できます。
”希望を抱く自分”から、それを”手にしている自分”に今この瞬間からなることができる。
しがみついていたのは”過去の自分”だとわかるとスムーズに手放せます。
手放す勇気は、望みを手に入れると決意することです。
Hatsumi Yamamoto/Bodymaster
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