知識欲が前進を遅らせているとしたら
成長意欲や向上心が高い人にとって
知識を増やすことは大事なようで
足かせになることがあると思っています。
最初はそれが武器になるけれど、
気がついたときには知識一辺倒になって
自分が本来もっている想いや知恵、
直感を眠らせてしまうことになる。
そうなると
選択や決断が知識ありきになって
合っているか間違っているかという
自分の意思が失われていってしまうのです。
人は知ることの喜びを知っているからこそ、
そこに依存するとなかなか抜け出せないし、
抜け出すときは
それを捨てなければいけないから
とてつもなく恐ろしいことが起こると錯覚する。
そうやって堂々巡りするのですが、
抜け出す方法はたった一つ。
知識を捨てても大丈夫だと
自分を信頼することです。
地に足をつけることで
知恵が湧き出てくることを
多くの人は知らないために
しがみついてしまうのですが、
知識欲の起点が
自己不信だと気づけば抜け出せるでしょう。
実際、捨ててもなくならないし
むしろ軽くなることで
必要なときにいつでも引き出せる。
人生が軽やかに前進するには
できるだけ身軽でいたいものですよね。
Hatsumi/Bodymaster
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