ブレない心をつくるトレーニング

感情に振り回されて

一喜一憂したり、

感情を押し殺して

何も感じないようにしたり、

わたしたちは心の扱いを

学んでこなかったために、

自分なりの心のクセをもっていて

それによって良くも悪くも

人生をコントロールされています。

心は、強いも弱いもなくて

目指したいところは中心です。

何にも脅かされることがない

不動の位置。

心の不動を維持することは

身体を鍛えるよりも難易度が高いと

私は感じています。

それほど心は目に見えないうえに

自分の心に対する理解が乏しいのです。

だからこそ、

自分を知ることが大切だといわれていますが

そのプロセスの障害になるのも

自分自身の心だったりする。

なかなか堂々巡りをさせられるのが

目に見えない領域のトレーニングです。

新しい自分を選択するようになると、

それまでのブレブレだった自分を認識して

徹底的にやめていく必要がありますが、

同時に

自分の強さも弱さも受け入れることが

求められます。

どちらかの側面だけを認識することは

反対側を無視することになるので、

その場合は振り子の法則によって

反動が起こり痛みと共に認識させられる。

強い自分だけを自分だと思っていると

弱い自分を散々やらされるし、

弱い自分だけを自分だと思っていると

強い自分として立ち上がるときがくる。

その修練を繰り返すことで

ブレない心が手に入る。

そのためには

自分に心を開き正直になること。

自分に心を閉ざしている人は

まだ自分を生きる準備が

できていないのかもしれません。

強い自分だけを生き、

弱い自分だけを生き、

思いっきりブレまくって

お手上げ状態になったとき、

ブレない心が何かを知ることになる。

だから今ブレていることを

否定せずに楽しんでくださいね。

Hatsumi/Bodymaster