女性が自分のビジネスをもつということ
起業ブーム(?)というものは
結局いつの時代もあるのかなと思います。
自分の人生のフェーズによって
見える世界や起こる現象は当然違うし、
それに対する捉え方も全く違う。
成功も失敗もただの経験だとすれば
誰もが順調に自分の道を進んでいるのだとも
思っているのですが、
女性が自分のビジネスをもつということに関しては
今までの時代とは違う選択が求められています。
それは、
社会のルールや常識に従うことをやめ
自ら新しい価値を生み出すこと。
起業する決意をすると
ほとんどの人は資格を取ることを目指したり
どこかに学びに行く選択をする。
20年ほど前の私も
カフェを開業するに当たって、
製菓の技術を身につけるために学校に通い
カフェでバイトをして店舗運営について学んだし、
ピラティスインストラクターになるときも
資格が必須だと思いスクールに申し込み、
先生のレッスンに通い
プライベートセッションも真面目に受けた。
起業塾に行く人もいれば
マーケティングを学ぶ人もいるだろう。
もちろん、
知識も技術も資格も大切なのだけれど
大事なのはその先なのです。
それぞれ起業の動機があったはずなのに
学びを深めるうちにいつの間にか
周りと同じ考え方や行動のパターンを踏んでしまう。
教えを乞うことが重要になり
自分らしさを失っていく人もたくさんいる。
その無意識に受け入れているシステムこそが
古い時代のビジネスともいえる。
それは別に悪いことではないし、
それで成果を出している人もたくさんいるからこそ
わたしたち一人ひとりの選択にかかっている。
誰かの真似事をしたり
他人の目標を自分のものにすり替えて進んでも、
それは本当に自分のビジネスといえるでしょうか?
わたしたちはそんな窮屈な環境で満足できるほど
小さな存在ではないはずなのです。
女性が自分のビジネスをもつということは
与えられたものをただこなすのではなく、
自分の魂の喜びを表現すること。
ただ結果を得るためだけではなく
新しい時代をつくる権利を行使するだけになる。
『ビジネス』や『起業』という言葉の
概念そのものが覆されていくでしょう。
身体や心を疲弊させるビジネスから
身体も心もイキイキするビジネスこそが
自分にとって本物のビジネスであって、
それ以外は
自分を活かしきれないと感じるときがきます。
自分の命を使ってる!という感覚が
自分を生きている、
人生の喜びだと思っています。
Hatsumi
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