何度も繰り返す失敗が武器になる
同じ失敗の繰り返し、
何度も招くパターン、
次こそは!と思ってもまた失敗すると
自信をなくして諦めていくこともあると思います。
この領域から抜け出す方法は2つあります。
1つは
コンフォートゾーンを理解して突き進むこと。
人は上手くいきかけたとき、
進み始めたときに自ら失敗を招くことがあります。
いわゆる「お試し」とも言われるもので、
本当にそれをやるのか?と自分で自分を試します。
ほとんどの場合、
失敗の怖れよりも成功の怖れの方が強く、
それは本当は
自分にその力があることを知っているからです。
本当に怖れているのは自分の力だったりします。
だからこそ、
抜け出す条件となるのは
本当に自分が達成したいことや実現したいことであること。
何度も同じパターンを繰り返しているのならば
本当にそこに向かいたいのか?
これは他人の目的ではないか?
自問自答する必要があります。
自分以外の誰かの目的では突き進むことは不可能ですし、
自滅することは容易に予測できます。
ここで大事なことは
周りの流れを無視して自分に集中すること。
自分が本当はどうしたいのかが見えてくる
チャンスともいえます。
その答えが見出だせたとき、
自分の力を信じるとか意識せずとも
勝手に突き進んでいるはずです。
そして2つ目は
失敗を自分の武器にすることです。
実はここに自分だけの宝が眠っています。
進んでは戻る、
この戻るときに何を思って戻ってしまうのか
どんな考えや感覚に負けて戻ってしまうのか、
いつも自分の何が失敗を招いているのか、
対象が人であれ出来事であれ
自分の思考や感情のパターンを見つけてみると
だいたい同じ1つのことに行き着きます。
それは自分の弱点といえるでしょう。
そしてその自分の弱い部分を認め受け入れると
それが新しいエネルギーとして自分に戻ってきます。
そのときにはもうループから抜け出していて、
対象となる人や出来事への執着からも解放されています。
そしてそれが自分の中の揺るぎない信念となり
誰かのために活かしたくなるかもしれません。
これまで繰り返してきた失敗は
「このためにあった!」という清々しい感覚になり、
痛みや苦しみを知っているからこそ出来る何かが
自分の中に芽生えてくる。
外側の何かを必要としない
自分だけの武器は、
失敗の残骸から生み出されるもの。
強い弱いを包含した自分になれます。
何度も繰り返す失敗は、
ある意味自分の生き方を変えるためにある
気づきのギフトかもしれませんね。
1つ目は自分のために、
2つ目は誰かのために、
行き着く先は同じなので
どちらを選ぶかは自分次第です。
Hatsumi/Bodymaster
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