自分のための人生

自分を抑圧して

我慢してきた人にとって

人生の仕切り直しは

簡単ではなく

時間がかかるものです。

何でもすぐに簡単に変わる

という情報を鵜呑みにすると

結局は遠回りすることになる。

腰を据えて

自分と向き合うことには

ある程度の忍耐力が必要で、

だからこそ

変化が起き始めたら

もう元に戻るこはないのです。

そのプロセスには必ず

利己的になり

自己中心的な振る舞いが

現れてきます。

抑圧が解き放たれるときは

周りにも迷惑をかけるほど

現実も混乱しますが、

それは自然なことなので

その渦中にいる間、

自分を責める必要はありません。

自分さえ良ければ

という考えは

半分正しくて半分間違っている。

まだその先に見えるものがあります。

そもそも、

自分にとっての幸せは何か？

という答えを

わたしたちはわかっていなくて、

わかっていることは

避けたいことが何かだけです。

不安や怖れ、

罪悪感や後悔の念などは

感じたくない。

けれども

本当手に入れたい

喜びや自由や豊かさは

隠されているために

代用品がそれと勘違いしてしまう。

何が自分の喜びかを知るには

それ以外を体験することのみです。

いわゆる失敗体験こそが、

喜びや幸せを教えてくれる。

その繰り返しをしながら

自分と向き合っていくと、

過去も未来も

そして今現在も全てがつながり

感謝に変わるときがくる。

最初から自分は

自分のための人生を生きていると

知るのです。

Hatsumi/Bodymaster