明けない夜はない
人生が行き詰まって
先が見えない不安でいっぱいになるとき、
どれだけ努力をしても変わらない現実や
無気力になっていく自分に嫌気がさすとき、
例えどん底と言われるような体験をしても
それは必ず好転するときがくる。
目の前が真っ暗なときほど
これまでの自分が終わっていき、
新しい自分に生まれ変わるのです。
最悪な出来事は飛躍するための前触れ。
朝目が覚めて
また同じ日が繰り返されることに
絶望を感じたとしても、
目に見えない領域では
確実に進化のサイクルがなされている。
いつまで続くかわからない苦しい状況は
自分から何かをしようとすればするほど
深みにハマっていくので
このときだけは忍耐力が試されます。
むしろ、
今までの人生でしてきた忍耐は
自分のためではなく他人や社会のため。
だからこそ、
行き詰まりの時期だけは
自分のために耐えることが
その後の自分のブレない核になるのです。
夜の間に体験することは
自分でも認識していなかった感情が
炙り出さされ、
自分らしくない失敗を繰り返します。
物理的にも精神的にも
たくさんの痛みを経験します。
けれども、
そんな自分を責めたり
卑下したとしても
それらも含めて感謝に変わるときが
必ず訪れるのです。
何年も同じ状況を繰り返しているのに
信じられないかもしれませんが、
(私も信じることができませんでした)
本当に必ず終わるときがきます。
自分をあきらめずに
耐えながらも着実に日々を生きてきたならば
それまでの人生で
一番大切だと思っていたものを断ち切るとき、
最大に怖れと苦しみを感じます。
それを超えるかどうかは自分次第ですが、
そのために必要なことは行動ではありません。
目の前にある恐怖を超えるのは
自分の未来への確信です。
そっちに「行く!」と決めること。
意志と決断を下したとき
新しい自分として動き出せる。
後悔や苦しみ、
憎しみや怒り、
溜め込んできた自分への嘘が清算されて
記憶すら消えていきます。
今辛い状況にいる人は
自分のために耐えている、
エネルギーを貯めている、
自分との信頼を築いている
貴重な時間だと思ってみてください。
Hatsumi/Bodymaster
0コメント