罪悪感を完全に断ち切るために必要なプロセス

罪悪感や無価値観など、

わたしたちが生まれながらにして

植え付けられているネガティブな感情は

気づきによって手放していくものです。

好き好んで抱いたわけではない

それらの感情は、

本当の自分を取り戻すために必要で

自己成長を加速させてくれるエッセンスです。

幾重にも覆われているために

気づきを繰り返す場合もありますが、

自分には相応しくないと思えば

いつでも自由に断ち切ることができる。

ただし、

罪悪感に関しては例外があるのです。

それは、

自分の自信のなさから招いた失敗で

それによって他者に被害を与えた場合。

厳密には

被害を与えたことにはならないのですが、

そこに依存が潜んでいる場合に限り

自己責任を請け負うまで

やるべきことをやる必要があるのです。

例えば、

相手があなたに経済面で頼っていたのに

あなたが借金をつくった場合、

どんな動機があろうとも

罪悪感からは免れられない。

そんなときは

自分の中だけで罪悪感を解放し、

必要なことをしなければいけないのです。

嫌いな仕事をやる、

精神的に自立する、

非の打ち所がないように

淡々とやるべきことをやり、

現実的に解決の方向に進んでいけば

そのときは思い切って手放します。

そこに責任を取らない限り

完全に断ち切ることはできないので、

逆をいえば

責任を取れば自由を手に入れられるのです。

無自覚に取り込んだ罪悪感は

意志さえあれば容易に手放せますが、

罪悪感以外の感情が根底にある場合は

それを断ち切っていくことからです。

自分で自分を苦しめて

折り合いをつける人生から解放しましょう。

Hatsumi Yamamoto/Bodymaster