葛藤の正体

2つの思いが存在するとき、

それを葛藤と捉えることができます。



やりたいと思っていることがあるのに、

何らかの理由があってやれない。



望みに向かう思いと

それを制御する思いは

アクセルとブレーキにも例えられます。



葛藤を抱えているとき、

望みを否定したり

留まる自分を責める必要はなく


2つの思いからなる葛藤の正体を理解すれば

自分が本当に望む方向へスムーズに進むために

必要なアプローチがわかるようになります。



アクセルとブレーキは

”思い”という言葉で表現されても所在が全く違います。



意識による思いがアクセルで

ブレーキは無意識にある、

ということは耳にしたことがあるかもしれません。



この無意識を身体と理解すると、

意識的に望むことに対して抵抗しているのが身体であり、

身体が記憶している感情がブレーキを踏んでいるのです。



思っていることと感じていることが

真逆の方向を向いている状態が葛藤の正体です。



だとすれば、

具体的な解決策は感情を解放することです。



そしてその感情を解放するためには

今抱えている感情の枠外からのアプローチが必要です。



そこには意識的な望みや意志の力が必須で、

それは簡単に元の状態に戻ることの方が

身体にとっては居心地がいいからです。



どれだけ苦しい状況や困難な状態でも

古い感情に侵されいてる身体は脅かされることのない

それまでの状況を選択します。



手に入れたい未来があるのに

それに見合う行動ができない人や

尻込みして堂々巡りする人は


身体と感情の関係性を

根本から入れ替える必要があるのです。



そして、どんな感情が記憶され

ブレーキをかけているのかは

身体が教えてくれています。



ボディワークが本来の目的を果たすとき

その人が無自覚にもっている不要なゴミ感情は解放され

自然と行動や振る舞いが変化します。



当然、物理的美容も別人のようになります。



葛藤を抱えているときほど

いきなり感情にアプローチするよりも

身体を落ち着かせる時間を与えてあげると


少しずつ身体を克服していくことができて

体と心のつながりを取り戻していきます。



冷静な自分になれたとき、

客観的にその感情を見つめ容易に手放せるので

葛藤は自然消滅していきます。



Hatsumi Yamamoto/Bodymaster

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