個性が活きる美容と個性を失う美容

女性にとって”美”は永遠のテーマであり、

年齢を重ねるごとにその定義も変化します。



若い頃はとりあえず何でもOKで、

何をしても許されることがほとんどです。



いつまでもその感覚でいると

どこか古臭くなってしまい、

やはり人生経験を魅力に変えた人は

成熟した美を手に入れることができるのです。



美容はあくまで健康が土台にあるので、

体や心の健康を雑にしたままでは

どんな美容も浮いて見えてしまう。



そして、

人生の分かれ目であり

老化の分かれ目でもある

”自分の美を生きる”選択は

個性を活かすか失うかを決定します。



美容ありきで自分を表現している人は

アイデンティティ不在になりがちで、

外側を取り繕うことで自分を誤魔化そうとする。



これは、自信がないわけでもなくて

周りのほとんどの人たちが

そういう選択をしているからだと思います。



誰もが本当は自分に自信があるし

自分のことが好きなのだけれど、


それを堂々と表現すると

周りからはみ出してしまう気がするから

無難な自分でいることを受け入れているのです。



そうやって美容に逃げて

自分の個性を殺している人は少なくない。



その選択は悪くはないのだけれど、

やっぱりそれは心が満たされない、

魂が窮屈な生き方の一つになる。



反対に、個性を活かした美容とは

その人の人生観が外見にあらわれている。



自分への理解があるから

周りと違うことも他者からの評価も気にしない。



美容が自分をよりよく見せくれるのではなく

自分が美容を利用して自分を魅せている。



同じ美容でも似て非なるものです。



私がいつも伝えたいのは、

外側だけ取り繕っても

心が満たされていないのならば

それは本来の自分には相応しい行為ではないということ。



情報や他人に振り回されて

自分を見失ったまま

他人の人生に自分の時間やお金を費やしても

そこに喜びはないのです。



欠乏感を抱えたまま

必死にボディメイクに励んできた

過去のクライアントたちや


ボディメイクに成功しても

自分に自信がもてずに

心の穴埋めに走った人たちを見てきました。



女性にとって”美”は永遠のテーマであり、

盲信しやすいからこそ、

自分を大切にする意識を取り戻す必要があると思っています。



Hatsumi Yamamoto/Bodymaster




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