体と心の手入れで人生は変わる

年齢を重ねるほど、

鍛えることよりも丁寧なケアが大事になってきます。

自分の体と心にどれだけ手を入れているかで

人生後半は大きく差がつく。

今の時代、ケアする方法は多岐に渡り

選択肢があるように思えるのですが、

本質を見失わないようにしたいものです。

ケアすることは、

自分に合うものを選択していくこと。

選ぶ段階からケアは始まっているのですが、

多くの人は方法論を探すだけで終わるので

続かない、変化しない、を繰り返します。

今の自分に必要なものを取り入れること自体が

自分を理解し、自分を大切に扱う一歩になるので、

体や心に合わないと感じるものを

ムリに取り入れる必要はありません。

例えば、

食事は体にも心にも影響しますが、

最初はノージャッジで欲求に従っても大丈夫です。

マインドが整わずに「良し悪し」で選択しても

罪悪感と後悔に苛まれて

負のループを繰り返すのがオチです。

ただ欲求に従っているだけでは

体によくないと思うかもしれませんが、

ジャッジしなければ

必ず欲求に変化が訪れるので安心してください。

ただし、目的を忘れないことです。

自分らしく生きるため、

自分の人生を生きるため、

何かが壊れかけたときに人はようやく自分を省みるので

元に戻らないと決めておく必要があります。

その上で衝動に任せて満たしていくと

気がついたときには

以前と同じ選択はせずに新しい選択をしています。

何かを埋めるための衝動的な行動がなくなり、

食事の時間そのものが

体も心も満足するものになっている。

〇〇は食べて良くて、

△△は食べない方がいい、

とマインドが選択するのではなくて

あなた自身が選択するようになっているのです。

これは、

人生の主導権を取り戻すことを意味しています。

人生を変えるためには

何か大きなことをしようとするのではなく

日常の、しかも自分の体と心を手入れするだけで

自然な流れで人生を好転させていける。

体は結果、心は指標、

数ある自分を大切にする方法の中から

何を選び取るべきかを知っているのは自分だけです。

日々の選択と決断が

体と心のつながりを取り戻してくれます。

Hatsumi Yamamoto/Bodymaster