「自分らしい」か「自分らしくない」かの答え
あなたらしさって何ですか?
「自分らしく生きたい!」
自分探しをしてきた人なら、一度は「自分のことがよくわからない」という疑問を抱えると思います。
今、このブログを読んでいる人はきっとそんな迷走状態に陥ったことがあるでしょう。
自分を知るための情報やツールが溢れているために私も無我夢中で漁った時期があります。
そうやって「私とは〇〇だ!」と定義してみたり、それにそぐわないものは排除したりして、結構彷徨いました。
そういう時期は
まだ自分に確信がもてないので「まだある」と探してしまう。
けれども、求めれば求めるほど、
どれも自分に当てはまっているために混乱するんです。
混乱した状態の自分が「らしい」か「らしくない」かに
こだわって自分を確認しているうちは抜け出せない。
自分らしいか自分らしくないか、
その答えを求めている行為は自分らしいと思いますか?
自分を生きている人は
自分のどんな側面も受け入れているから外側に答えを求めることをしないのです。
もちろん、誰もが迷走する過程を経てのことですし、
他人と比べるものでもないので何の問題もないこと。
無為に生きている人はそんな疑問すら抱くことがないので、
こうして自分の答えを探し求めている人だけが必ずたどり着く場所があるのです。
自分探しから抜け出して自分を生きるには、『自分を確認することをやめる』ことです。
”自分”に正解はない、あるのは多面的な自分だけです。
そして、必死に自分探しをしてきた行為も受け入れることができれば、外側に答えを求める必要はなくなる。
正解に生きたところで、
周りから「らしい」と言われたところで、
自分が納得いっていなければそれこそが自分を埋もれさせることになる。
今の自分を受け入れたら、今の自分を断ち切ることができ、新しい自分=本当の自分を生きられるようになります。
Hatsumi Yamamoto/Bodymaster
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