自分を生きている人が大切にしていること
自分が生きている意味を探し始めると、その答えは必ず自分の中にあることを知ります。
外側に探し求めても「ない」とわかっていても人は外側に答えを求めてしまう、悪いことではありません。
その失敗体験(失敗ではないけれど)こそが、自分が求めていた答えに導いてくれるので、どんなに辛いことや苦しいこと、惨めに思えるような出来事にあっても、諦めさえしなければ自分を生きる道を見つけられます。
一番苦しいのはその答えにたどり着くまでのプロセスだと思います。
同じ困難の繰り返し、失敗からの自滅、自暴自棄など、これまで溜め込んできたエネルギーを放出させているときが最も痛みを伴いますが、解放されていく喜びも同時にあります。
身体に感じる不調和が消え、過去にしがみついていた記憶は薄れ、もう先が見えなくて苦しんでいた自分は何だったのだろう?
そんな風に思えるときを必ず迎えます。
そのプロセスを経て自分を生きている人が大切にしていることは、自分と人生そのものです。
自分を生きている人は自分が人生であることを知っています。
だからこそ、自分を大切にする。
何があっても自分をコントロールできるようになるので、出来事や他人次第で自分を貶めることはなくなります。
それは自分と人生をまるごと受け入れることができたとき、自分に誠実に生きようと決めたときに、自分を生きる道が拓きます。
自分や人生を否定することは不健康な生き方になるので身体はそれを訴えてくるでしょう。
自分を生きることだけが真の健康を実現できるのです。
Hatsumi Yamamoto/Bodymaster
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