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やりたいことが見つからなくてもなりたい自分になれる

「好きなことをしてい生きていく」というフレーズをよく耳にしますが、

表面的にとらえてやりたいこと探しをするも迷走している人は少なくないです。



普通に生きてきたら自分のやりたいことや好きなことは、まぁ忘れる、でしょう。



なので必死になって探してもそう簡単には見つからない、というよりも忘れてしまっているので思い出せないのです。



好きなことを仕事にしている人って輝いて見えるため、つい憧れてしまうものですが、行動レベルではなく存在レベルで自分にもインストールしていくと迷走状態から抜け出せます。



やりたいことが見つからなくても、なりたい自分には今この瞬間になれます。



人生は在り方の方がすべてなので、なりたい自分になることができればやりたいことは自然と見つかりやることになります。



よく、ロールモデルを真似るというのがありますので、その理想の人の状態を真似てみるのもいいのですが、私がおすすめするのは「子供の頃の自分がなりたかったもの」から紐解くことです。



今の自分が見るロールモデルと子供の頃に描いていた理想の自分が一致している人は、その人を参考にするといいですが、幼い時に見ていた夢は本当の自分を思い出させてくれる貴重なエッセンスになります。



現実的にあり得ないようなアニメのヒーローやヒロインだとしても、そのときに感じた情熱やワクワク感はしっかりと身体に記憶されています。



大人になり夢を忘れてしまったわたしたちにとって、その感覚を思い出すことが本当の望みを描きやすくなり、なりたい自分にもなれる。



自信がない状態や不安でいっぱいのときに描く理想は、おそらく現在地から可能な範囲での理想でしかないために本物の情熱やワクワク感は得られない。



だからこそ、先に身体感覚をリセットしてから描くのです。



なりたい自分になるプロセスにワクワクすることができれば、すでにやりたいことをやれていると気づくことができ、人生が前進しているのを感じられるので、生きる喜びを味わえます。



Hatsumi Yamamoto




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