祈りでは解決しない

何かを誰かに届けたくても

ただ思っているだけでは叶わなくて

どれだけ強く念じても

行動がなければそれは実現しないのです。

能力に自信があっても、

貢献したい想いが強くても

祈りでは解決しない。

もちろん、

行動だけで生み出せる結果には

限界があるので

その土台が”想い”であることには

間違いありません。

けれども、

自分の大切な想いだけで

堂々巡りするのは

とてももったいないと思うのです。

想いはあるけれど行動に移せない、

もしくは

何から手をつければいいかわからない、

こんな人は

焦って動くよりも

建設的に思考を使う必要があります。

最近は、

感情や感覚が優位で

心に従って動くことが

成功の秘訣になっていますが、

まとまっていない状態であるならば

理性を働かせましょう。

思考も感情も

どれだけ一致しているかが大事です。

頭の中を整理整頓すれば

あとは感覚に身を委ねればいいのです。

最近サポートしている人も

ぐるぐる思考だったのに、

ちょっとした気づきをきっかけに

スムーズに行動できるようになって

加速的にものごとが進んでいます。

あなたも自分のサービスで

貢献したいと思っているならば

「どうすれば上手くいくか？」の前に

整理整頓してみてください。

①大局を見る

ゴールや方向性と捉えても構いませんが、

まずは自分の活動の全体像をつかむことが

大前提にあります。

自分のサービスや活動を通して

どんな貢献がしたいのか？

どんな人たちと関わっていきたいのか？

自分はどんな存在で在りたいのか？

自分はどんな役割を果たしたいのか？

今現時点で思うことを

明確にしてみることから始めてみてください。

②何を提供するのか

やりたいこと、できること、

目に見える行為は何でもよくて

その背景にある付加価値を探ってみる。

相手と何を共有したいか？

相手は自分に何を求めているのか？

自分が発揮できる最大の手段は何か？

何を提供するかを考えるとき、

多くの人は目に見える行為を浮かべますが、

これは目に見えない部分であり、

魂の貢献に値するものです。

③具体的なアプローチ

この段階でようやく

目に見える行為があらわれます。

できること、やりたいこと、です。

②はその背景にあるものなので、

実は②がなければ

どれだけ表面が完璧であっても

届けたい人に届かないのです。

自分がやりたいことをやることや

強みを発揮したいというその土台は

ゴールや方向性といった道ありきで、

自分が誰であるかを明確にすることで

行動以上の恩恵を受けることができます。

行動だけで結果を生み出すのは

古い時代のやり方ですが、

祈っているだけでは何も起こらないのが

この世界のシステムですね。

Hatsumi/Bodymaster