変容のはじまりのサイン！自分のためにならないものを見極める

意識してもしなくても

人は何かしらの形で変化していくのですが、

最も危険な時期として注意を払いたいのが

変容がはじまるタイミングです。

これまでとは何かが違う、

少しずつ自分が進みたい方向に向かっている、

自分の感覚に信頼を寄せ始める、

そんな些細な感覚が

変容のはじまりを知らせてくれるのですが、

同時にそれは自分にとって恐怖でもあるのです。

それまでの自分とは違う世界、

未知の世界が拓かれていくことによる恐怖は

無意識レベルで困難に手を伸ばすことがあります。

そうして本来飛び込みたいはずの世界を遠ざけ、

あるはずのない障害を生み出して

自分の成長速度を落としていくのです。

その対象になるのは、

今の自分を最も悩ませていることや

どうしても手放せないもの。

やめたくてもやめられない、

でもそれが欲しくてたまらない、

離れると困る、

そんな葛藤に苛まれているそれこそが

本当は、

大きく道を脱線する要因になっているかもしれない。

自ら障害を生み出し、もがき苦しみ、

そうすることで

本当に自分がやりたいことを蔑ろにしていないだろうか？

自分のためにならないことが何かを

本当は知っていても、

その沼にはまってしまったことで

自分を信じられなくなっているかもしれない。

自分に力があること、

なりたい自分になれること、

手に入れられること、

誰もが本当は知っていることなんです。

ある意味、

真に変容するためには

こうした苦難を経験することで

もう二度とその轍にはまらないと決意できる。

ずっと苦しんでいることや

長い期間悩んでいること、

それらを手放すことで

自分がやりたいことをやれてしまうという恐怖、

最後に手放すべきは

本当の自分になることだったりします。

自分が望む世界へは

本来、努力なく自然と行けるものです。

だからこそ、

日頃から自分のためにならないものを

見極めておく必要がありますね。

Hatsumi/Bodymaster