怒りを完了する
怒りの正体は、
自分が自身に対して抱いている感情です。
自分への怒りとは気づかずに
人や出来事が怒りの原因だと思っている人は、
自分の思い通りにならないという表面的なことから
「自分には力がない」という深層に帰着します。
一度怒り出すと収まらない、
何に怒りを感じているのかすらわからないぐらい
怒りをまき散らしてしまう、
そんな未熟な自分を受け入れられずに
さらに怒りに飲み込まれてしまう人ほど、
根底にあるのは自分への不信感です。
過去にあった出来事や
今の状況や環境の奴隷になり
自分で自分の力を抑圧してしまっているのです。
仕事、人間関係、家族、
どこかで自分の思い通りにならず
怒りを感じているとしたらそれは好転のチャンスです。
不本意な現実に怒りを感じない人は
どこかで自分を諦め惰性で生きている。
怒りを感じているうちは
まだ健全な状態なので
その怒りの正体が
自分への怒りだと受け入れ、
自分で自分を無力にしていることを
認めることができればその怒りは完了します。
そしてその完了したエネルギーは
自分を高みへ押し上げてくれる。
新しいエネルギーとなり
自分の中にスペースができて
怒りの裏側にあった望みの具現化へ動き出します。
だからこそ、
怒りを感じているならば
その裏側にある自分の望みは何なのか?
自分の本音本心は何なのか?
瞬間的にでも
理性の力で怒りを鎮めて
自分に問いを立てることが必要です。
怒りを完了させなければ
奴隷の人生のままで
何をしても変わることはないでしょう。
目の前にある”怒り”を感情に任せずに
好転の兆しであると捉えてみてください。
Hatsumi/Bodymaster
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