人生の行き詰まりを抜け出す身体との向き合い方

人生に行き詰まりを感じているとき

必ず身体からサインがあります。



もっともわかりやすく現れているのは”呼吸”です。



ほとんどの人は「吸う」ことはできても

「吐く」ことが難しい。



日々当たり前にしている呼吸の

吐きづらさに気づくことは、

溜め込んできた感情を吐き出し

飲み込んできた本音を解放するときです。



浅い呼吸は

自分が窮屈な環境に身を置いているし、


速い呼吸は

いつも何かに駆り立てながら生きている。



身体は人生をあらわしているので

呼吸がスムーズにできないときは

人生のどこかにも

歪があることに気づく必要があるのです。



誰にでも

行き詰まるような悩みや課題はあり、

そこに深刻にのめり込んでいけばいくほど

内側から不健康な自分を招きます。



だからこそ、

人生の行き詰まりから抜け出すときは

立ち止まって呼吸を整えることが大事になる。



呼吸のスムーズさで

その人の人生の流れがわかるぐらい

呼吸は単に生きるための行為ではなく

生き方そのものなのです。



ゆっくりと意識して呼吸をするとき、

身体を感じながらすると

普段は気づかなかった

身体の不具合や違和感に気づくことができます。



その不具合や違和感を

息を吸いながら感じ、

吐きながら解放するイメージですると

体と心の流れが一致していきます。



この繰り返しが徐々に自分を軽くし

自然と行き詰まりから抜け出すことができる。



些細な行為こそが基礎であり、

自分を生きる土台です。



小さなことを疎かにして

表面的なものだけ覆っても

中身がなくさらに自分を窮屈にします。



本当に変化を感じる達成感は

小さな行為の積み重ねによって

大きな実を結ぶものです。



人生の行き詰まりが

自分にとって大きなものに見えるなら

些細な行為に目を向け直すチャンスだと

身体は教えてくれています。



Hatsumi/Bodymaster



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