燃え尽き症候群は〇〇完了のお知らせ

突然気力を失い、

自分が空っぽになったような

燃え尽き症候群を体験したことがあります。



当時は自分に何が起こっているかもわからず

ただ何をする気にもなれず、

またそんな自分をダメだと責め続け、

自暴自棄にまで陥りました。



そんな中でもわずかに残っていた

プライド(エゴ)のおかげで

小さくても歩を進めてきました。



そのときの行動は

自分を大きく見せようとしたり

価値ある自分を証明しようとしたり

不足感や欠乏感をひた隠しにするものでしたが、

それでもその痛みと向き合うこともしてきました。



今の時代、

燃え尽き症候群を経験している人は

少なくはないと思いますし、

そこから克服する方法も様々にあると思います。



自分を労わる言葉がけや

自己愛を育む意識であったり

とにかく自分を癒し認めることに

集中する時間であることは間違いないと思うのですが、

そこから抜け出しきれない人もいます。



それは、

もう二度と同じことを味わいたくないという怖れ。



それまでの人生で何かを達成してきた人ほど

この感覚を強く抱いています。



いくら自分に優しくしようとも

無意識では抵抗し、

燃え尽きた自分でいることを選択するのです。



だからこそ、

燃え尽き症候群から克服したいと望みつつ

現状維持に留まることもある。



けれども、

この脱却は以前と同じ場所に戻るわけではないのです。



怖れの原因にあるのは

以前のように自分を偽ることに対する抵抗からきています。



それは新しい自分、

本来の自分になることへの許可を降ろしていないから。



燃え尽き症候群は『古い自分完了』の合図です。



成し遂げてきたことで得てきたものがあるのと同時に

失ってきたこともあるかもしれませんし、

目を背けてきた痛みもあるかもしれません。



どちらにしても

それまでの自分と決別するチャンスです。



新しい選択の可能性を自分に与えると

繰り返してきたループから自然と脱却できます。



Hatsumi/Bodymaster


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