堂々巡りしているのは成長の証

自分を変えるために、

人生を良くするために、

努力をするものの同じことを繰り返すという

堂々巡りをしていると感じるのは、

一見同じ場所に留まっているように思えても

実は前進していることを意味しています。

それだけ、

自分を諦めていないのだから

堂々巡りしていることに絶望する必要はないのです。

とはいえ、

似非ポジティブになって

「大丈夫だ」とか「上手くいってる」と

無理に言い聞かせるものでもなく、

必要なプロセスだと理解することが大事です。

無為に生きている人は

堂々巡りしていることに気づかないし

そこに何の感情的反応も起こらないので

本当にそこに留まることを選択しているのです。

成長意欲や向上心があるからこそ

上手くいかないことに悩みもがき、

一喜一憂しながらそのループを抜け出していく。

もしも、

いつも同じ場所に戻ってくるのであれば

それは以前とは違う場所であることを

認識してみてください。

堂々巡りをしながらでも

少しずつ違う自分になっていることに

成長実感を受け取ることができれば、

あるとき望む未来がふいに訪れます。

結果にフォーカスしすぎると

変化を見過ごしやすいのですが、

現実や結果と向き合う自分に集中していれば

僅かな変化に喜びを感じられます。

その積み重ねが

堂々巡りを脱出する唯一の方法です。

Hatsumi Yamamoto/Bodymaster