自分の身体のプロは「わたし」であること

どんな分野においても

成功法則はたくさんあるけれど、

失敗法則はただ一つ『他人のルールに従うこと』。

人生後半になってくると

健康の大切さが身にしみて

身体をケアしようと試みますが、

このときに決して他人に力を与えないことです。

自分の身体のプロは自分自身であること。

特に身体に悩みを抱えているときほど、

この意識があるかどうかで

真の健康を手に入れるか遠ざけるかが決まります。

真に健康への意識が高い人は

自分で答えを出し、

最終的な決断は自分で下します。

どれほど素晴らしい知識や技術があるプロでも

あなたの身体を知っているわけではないので、

自身の身体感覚を信頼することが求められます。

「痛みや不調の原因はコレ！」と

断定することの基準が知識にあるならば、

その人はあなたの身体を理解することはありません。

身体が訴える原因の答えは身体しかわからない。

ボディワークの本来の目的は

外的なアプローチよりも

身体感覚を一致させていくことにある。

それは、

不快をもたらさない

心地よさの中から変化を生み出すものです。

身体の悩みは、

知識や技術のレベルでは

根本的に解決するどころか

人を不健康な道へと導く。

もちろん、

知識や技術も必要ですが

それが活きるのは

本人の意思決定の先にあるのです。

だからこそ、

健康への意識を高める中で

自分自身の身体を理解するのは

他の誰でもない自分自身であること。

自分の身体のプロは「わたし」であること。

ここに自分を立たせたとき、

必要な解決策に出会うようになっています。

Hatsumi/Bodymaster