マインドと行動どちらが先か
望む結果を得るためには
行動が必須だというし、
その行動の土台はマインドだから
マインドを整えることが大事だという。
行動重視の学びもあれば
感覚や気持ちを大事にする教えもある。
色々学んで
自分を変えようと努力すればするほど
混乱する人も少なくないと思うのです。
結論は
マインドも行動もどちらも大事で
先も後もない。
けれども、
本当に大事なことは
これまでの自分のパターンを知り
新しい選択をするということ。
人はそれぞれ
生まれ持ったパターンがあり、
考えるよりも行動するタイプの人は
それが過剰になると
自分の心を無視していたことに気づくし、
行動よりも感覚を大事にしてきた人は
それが過剰になると
思い切った行動が必要だと決心する。
その過剰さに気づいたとき、
対極にある側面を取り入れていくことで
自分の器が拡がっていくのです。
内観することで行動の質は高まるし、
行動することで不安は散っていく、
どちらも同時並行に起こることです。
さらにここでもう一つ大事なことが、
それまでの自分を否定しないことです。
今まで自分が大事にしてきたこと、
それが心であっても行動であっても
優先してきたことの価値を認めること。
学ぶ環境によっては
絶対的な教えがあるからこそ
バランスが偏ってしまうことがある。
そうなると、
今までの自分の選択を
無意識に否定し後悔することになる。
そんな状況に陥っていたら
それぞれのルートがあることを
理解するだけで軌道修正できます。
わたしたちの身体には
身体(行動)が優位なタイプと
心(感覚)が優位なタイプと
細胞レベルで決まっているのです。
そこに良いも悪いも優劣もなく、
ただ出発地点とそのプロセスが違うだけで
目的地は同じです。
自分が生まれ持ったパターンをやり切ったら
必ず対極の方向へと流れていくので、
過去の自分と未来の自分を今ここでつなぎ直す、
それが新しい自分として望む結果を得られる。
どんな状況であっても
今が順調だと思えれば
対極に流れることにも抵抗なく
新しい選択ができるはずです。
Hatsumi/Bodymaster
0コメント